
干し納豆の食感と味は、一度食べたらくせになります。指を汚さず、手軽にぽりぽりとつまんで食べられる干し納豆はおつまみとして人気です。適度な塩気がお酒とよく合うのです。すぐ出せる乾きものとして、手軽なので自宅での晩酌にぴったり。
干し納豆をお酒やビールのつまみにするというのは、実は理にかなっていることでもあります。昔から納豆を食べると悪酔いしないと言われており、納豆がアルコール代謝を高めてくれるのです。アルコール代謝を高めることで、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの毒性を消すと見られています。納豆のネバネバのムチンは胃粘膜を保護し、アルコールから守ってくれ、納豆菌から大量に作り出されるビタミンB2が、アルコールの分解を早めます。
干し納豆は美味しいだけでなく、悪酔いを予防できる栄養素を含んだおつまみなのです。スナックなどをおつまみにするより、カロリーも低くて健康的ですね。ただし、干し納豆が美味しいからといってお酒の飲みすぎにはご注意を。